最近、花が好きになってきたようだ。
仕事で、花の写真を扱うことが多くなった。
上司が「これどうだ」と、自分で撮った花の写真をメールに添付してくるようになって、はじめは「きれいっすね」とか適当に返事していたのだが、たくさん花の写真を並べて見ているうちに、「花、まじでいいかも」と思えてきた。
私にも人間の心が残っていたのだ。
私は幼少のころからロボみたいなものしか興味がなかった。
電車、ゴミ収集車、ツマミやボタンがいっぱいついてるなんだかよくわからない機械…。
猫や犬のような毛がふさふさした「いきもの」っぽい生き物より、昆虫みたいなロボっぽい動物に愛着を感じていた。
余談なのだが、小柄でロボみたいな私をまじまじと見たある友人は
「お前は携帯電話みたいなやつだなー。
MADE IN JAPANの、超小型、超高密度、超高性能な感じだ。」
俺はこれは褒め言葉だと思ってたけどね。
図体ばかりデカい、アタマからっぽのアメ車みたいな奴、って言われるよりよっぽどいい。
ところで、花だ。
まだ、花言葉を調べたりだとか、「きょうの園芸」を録画したりだとか、そんな玄人レベルまでは行ってない。
奇麗な色の花の写真を並べて満足している段階だ。
「花」というより、色の配列に興味があるのかもしれない。
でも、ただの色を並べただけじゃいやなのだ。
花の形にも興味が出てきたのだ。
これは、花の写真を送ってくる上司から教わった「桔梗(キキョウ)」という可憐な花を知ってしまったからかもしれない。
桔梗は、淡い藤色をしていて、星の形をしている。
写真で見ているだけだから本当のところはわからないが、たぶんとても小さな花なのだろう。
可憐で小さくて繊細な花。
こんな女の子がいればいいのに、とか恥ずかしいことをしみじみ思ってしまった。
桔梗についてはまた書きたいと思います。
(びんかん)