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敏感テクニコ

Author:敏感テクニコ
びんかんてくにこ。

ルールと正しさの意味わからないまま従えない、大切なあの子の目をこれ以上くもらせない3ピースロックバンド。

作業員
■王子(川崎市)
=Drums+Chorus
■びんかん(川崎市)
=Bass+Chorus
■てくにこ(小金井市)
=Guitar+Vocal

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向こうからやってきた奴と、肩と肩がぶつかったときに思い出す感覚がある。

俺は、まわりから見えないんじゃないか。
つまりは、俺の存在は消えて無くなっているんじゃないか。

この感覚は、以前仕事を辞めたときに、誰にも会わずにふとんの中でごろごろして1ヶ月ほど過ぎたあたりのころ、突如襲ってきた感覚だった。

本当は、俺は世の中に存在していない。

こう思うといてもたってもいられないくらい恐ろしくなったので、真夜中だというのにわざわざコンビニに行って、別に欲しくもないアイスやガムを買ってレジに持って行き、きちんと会計をしてもらえれば「ああ俺は、ここにいる」と安堵したものだ。

その後おかげさまで忙しい日々が続き、ずっとこの感覚を忘れていた。

だが最近、再びこの感覚が甦ってきたということは、なにを象徴しているのだろう。
果たして「自分はここに存在している」という感覚は、他人との関係性でしか確認できないものなのだろうか。

(びんかん)

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