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敏感テクニコ

Author:敏感テクニコ
びんかんてくにこ。

ルールと正しさの意味わからないまま従えない、大切なあの子の目をこれ以上くもらせない3ピースロックバンド。

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■王子(川崎市)
=Drums+Chorus
■びんかん(川崎市)
=Bass+Chorus
■てくにこ(小金井市)
=Guitar+Vocal

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夕方、会社の業務で使う本を買うために八重洲ブックセンターに行く。

地下1階、地上8階、もちろんぜんぶ本だらけだ。
本がたくさん。もうこれだけで大興奮だ、俺は。

本が好きだ。

世の中には素敵な本がたくさんある。
でもその素敵な本をぜんぶ読むことは不可能だ。

大きな本屋に入ったとき、「片っ端からぜんぶ読んでいきたい、見て行きたい」と思うことがある。
ぼくに一人の有能な助手がいるとして、そいつに言うのだ、「とりあえず今日は、自然科学の「あ」から「う」まで持ってきてよ」。
明るさや空調がちょうどいい喫茶店で香りのいいコーヒを飲みながら少し固めの椅子に腰掛けて、助手が持ってきた本を片っ端から読んでいく。興味のある本やページはじっくり見ていき、それほどでも、というページはパラリと流し読みだ。
読むのに疲れたら、助手に肩をもんでもらったりする。そして日が暮れるまで、ぼくが飽きるまで、ずっと本を読む。助手にはコーヒーを入れてもらったり、他の本を持ってきてもらったり、「自然科学に飽きたら気分転換に藤沢周平でもどうですか」とかアドバイスをもらったりする。
次の日になれば「じゃあ今日は、山崎豊子でも読もうか。」「建築デザインのAからCくらいまで見て行こうか。」
そして飽きるまでページをめくる。これを来る日も来る日も続ける。

こんな暮らししてみたい。

よく、「本屋に行くとなぜか便意を感じる」という話を聞くだろう。品のない話ですまんね。
その便意の起きるしくみはまだきちんと解明されてなくて、「パルプとインクの臭いが便意をもよおす」とか「本の密室という圧迫感が便意を誘導する」とかいろいろ言われてるけど、たぶん俺が思うに「おー、世の中のたくさんの本、たくさんの知識がこの建物に集中しているのだ」という興奮神経が便意に結びついてんだと思う。うん。
どうでもいい話だ。

今日は仕事中でもあったし忙しかったので、じっくりいろいろな本を見て行くことができなくてくやしい思いをした。
でも業務の本だけ買うんじゃつまんないので、ぱっと目についた椎名誠「武装島田倉庫」を購入。
同じく椎名誠「アドバード」も探してるんだけど、どこの書店でも見つかんない。

(びんかん)

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