9月12日のお昼に安倍首相が辞任するという緊急ニュースを聞いて、ぼくはなぜか急に元気を無くしてしまった。どちらかというとウツみたいな症状だ。

ああ、安倍さんはぜんぶ投げ出したんだな、と思ってがっかりしたのだ。
そのがっかりがあまりに大きくて、ウツが出たらしい。
安倍首相は何本もの重大な案件を抱えていた。しかもそれがすべて緊急に解決しなければならない問題で、多くの人たちの協力が必要な巨大プロジェクトだった。
ぼくも安倍さんほどの国家的で重要な案件ではないけど、規模が小さいながら、まあ格好良く言えば「いくつも並走するプロジェクト」を抱えていた。どれも「締め切り」が迫っており、しかもどの仕事もわずらわしい人間関係に配慮しながら進めていかねばならないものばかりだった。
だから安倍さんに自分を重ねて見ていたのかもしれない。
その安倍さんが仕事を途中で投げたのだ。
お坊ちゃま育ちでボンボン、って言われてたけど、安倍さんの人柄とはたぶん優しくて、堅物、まじめ、そして優柔不断。きっと、なにかを決断しなければならないときでも、まわりにいろんな「先輩方」や「先生方」が出てきてあれやこれやとアドバイスをしたんだろう。彼はそれに耳を傾けているうちに、あっちを立てればこっちが立たず、こっちをたてればあっちが立たず、という状態に陥ったのだ。そして決断をどんどん先延ばししたり、ほんとにどうでもいい、みんなにとって良くも悪くもない、最小公倍数のような決定をしてしまった結末が、彼の逃げるような退陣だったのだ。
ぼくもそうだ。こういういろんな人に遠慮することってありがちなことだ。
人間関係の煩わしさとはなんだ。嫉妬とプライドだ。
嫉妬とプライド…
安倍さんは、周囲のそういったことにあまりにも配慮しすぎたのだ。「周囲の」とは、安倍さんのまわりの小さな世界のことだ。官邸にいる人、党の偉い人、アメリカの偉い人…、そういったぼくら国民とはほとんど関係ない人ばかりに配慮しすぎて、ほんとうにみんなが安倍さんに望んでいることに気がつかないKY(空気読めない)状態になってしまったのだ。
国家の最高指導者が投げたのなら、ぼくも投げてしまおうか。
いいや、大丈夫さ。ぼくにはまだ、仕事を楽しむ余裕がある。
(びんかん)
ぎっとりネトネトの博多ラーメン食ってきたよ〜。あとイカの姿づくりとかね。
またいちだんとバナナマン日村に近付いた。そしていつかはピロシになるんだ俺も。
> tecinさん
tecinさんの本名たしかabeさんでしたね。(これは個人情報?まあ許せ)
貴君とはしばらくチームとして仕事させていただきましたが、貴君があまりに優秀で正確無比な仕事ぶりだったので、アベ前首相のように思いつめて病気になったり、心が折れたりしないかちょと心配だったよ。時にはぼくのようにビール片手になんでもテキトーにやるのが大事です!温泉延期の件はすまないね。これはまた仕切り直しで盛大にやりましょうぞ。