平日にはなかなかできない作業、夕刻の風呂だ。
週末の今日はぜいたくにも風呂釜にお湯を張り、じっとりと体を温めた。もう春なんだな、と思うと花粉との闘いに備えて、ストレッチをする。夕暮れを眺めながら温めた体は、一週間の疲れを癒したのか、それともこれからの一週間の準備をしたのか、まったくわからない。
毎週続く敏感テクニコの音楽。
今日はびんかん先生のドラムレッスンだ。30を超えると様々なことがねばっこくなる。好みのおかず、人生理論、行動。それにしてもこのドラムはねばっこい。練習をしていないのにねばっこい。ぎとぎとだ。
バンドサウンドで重要なのは、やっぱりリズム隊だ。ここは欠かせないし、ずれてもいけない。いないとなるとジェシカ姉さん系が怒っちゃう系。エンジン全開でびんびん系。このバンドにはネバネバ系が必要。このバンドは全員がリズム隊であり、聞いてれば踊りだす様なねばっこい音。
音は試行錯誤しながら、希望のサウンドに近づいていっているようだ。これは何度もセッションしないと出来ないし、セッションの合間に練習を重ねないと太くならない。四六時中音楽のことを考えていると、眉間によった谷間が深くなる。音を合わせるとそれは次第に平べったくなる。その繰り返し。
今日はなんだか文章が、粋な文言が浮かばない。脳みそにはビートが流れている。
グルーヴ、ビート、そんなことを掴もうとしてまた混乱。鋭いサウンド、研ぎ上がったナイフを音で表現したい。ザグザグした、冷たく切れ上がってるヤツ。
社会の窓が開きっぱなし。
(てくにこ)
俺は小さいころから「サルみたいだ」と言われ続け、まわりの人間たちから「高い高い」されたり、おなかをぽんぽんされたりして、そのままおじさんになりました。
猿やゴリラ、ラクダによるバンド、俺らびんてくをこれからもよろしく。
ちょう楽しいよ!