瞬間的空間移動
むかいのマンションに住むI葉さん夫婦の家で、いいちこをごちそうになる。
おつまみはピーナッツが少々、グラスが空いたらすぐに注がれる、そういう大人の飲み方だ。
もちろん、量はぐんぐん進む。
またもや「いま千葉がヤバい、千葉がキテる、品川駅には京急だけじゃなくて、千葉からやってきた京成電鉄と北総鉄道が相互乗り入れして、ロマンを感じてしまうんですよ」みたいなことを熱く馬鹿みたいに語ってしまう。
それでも、やさしいI葉さんたちは、俺のたわごとをニコニコして聞いてくださった。
さて、
さらに話が飛びに飛び、「瞬間で移動できる方法はないものか、将来的に開発されるとしたら、どんな方法で解決されるのだろうか?」という話をした。
「A地点からB地点に、クルマ、電車、飛行機でそのまま物体が移動するなんてのはもうダサいよねえ」
「これからは、データ転送の世界だよねえ」
「人間そのものも、ファックスやメールのようにネット経由でデータ転送できないものかねえ?」
つまりは、人間という物体そのものをなんらかのフォーマットでデータ化できればいいのである。
データ化(=ビット化)できた情報を、光の早さなり電波の早さでA地点からB地点を転送させた場合、
目的地であるB地点で再生できるシステムが必要だ、との結論になった。
人間という有機物質を、データから再生できるシステム。
つまりは、エネルギーを物質に変換する仕組みを作らねばならない。
原子爆弾は、物質をエネルギーに変えて大きな爆発力を得るものであったが、その逆となると実現は困難だ。
なにもないところから物質を生み出すのだから。
転送の仕組みは、もうすでにインターネットの世界が出来上がっているので、肉体という物質をデータ化した情報をTCP/IPだろうが、FTPだろうがどっちでも転送すればいいのだが、
果たして、その「人間(=肉体)という物質を、A地点で解体しデータコード化できる方法はどんなものだろう?
そもそも、人間という肉体をデータ化し、コード化することは可能だろうか。
もし可能なら、どういう方法で?元素記号?塩基配列?
そして、そのデータをB地点で完全に再生し、「これはAにあったものと同等だ」と評価できるシステムは開発し得るのだろうか?という課題が持ち上がった。
それよりも、転送元のA地点には送る前の肉体を残しておくべきか、
(要するにメールであれば、「送信箱」に送ったメールが残るみたいなこと)
もし残しておくならば、世界には複数の同じ肉体が同時に存在することになり、倫理的に許されるのか、人口統計上これはどう処理されるのか、
では逆に、転送元に送信前の肉体が残らないとすると、
もし転送に失敗した場合、その肉体のデータはどうなってしまうのか、再送は可能か、「送信エラー」としてその肉体は永遠に再生されることなく消滅してしまうのか、といった解決すべき課題が持ち上がった。
こんな妄想につきあってくれたI葉のおじさんおばさん、ありがとう。
てゆうか、これは相当な妄想だから、本来は「宇宙的妄想」のブログに載せるべき内容でしたね。
(びんかん)
2006-05-17 01:02:23
2006.05.17 | Comments(0) | Trackback(0) | 未分類





